スウェディッシュマッサージは日本ではまだあまり知られていないので、
今これを読んでくれているあなたも、「初めて知った!」とお思いかもしれません。
でも実は、スウェディッシュマッサージは現存するすべてのマッサージの源流だと言われており、
別名「クラシックマッサージ」「古典マッサージ」と言われる所以もそこにあります。
およそ200年前にスウェーデン生まれのお医者さんによって確立された後、
多くの研究者によって科学的研究が進められ、筋肉療法として構築されてきました。
現代ではフルマラソンのゴール地点で疲労回復のために行われるなど、スポーツマッサージとして認知され、
更には体だけでなく心の癒しへの効果が認められてベビーマッサージなどのタッチセラピーとしても
発展を続けています。
最大の特徴は、血流が促され、体温が上がり、自己治癒力が高まるということです。
日本人の多くが、血流の停滞や冷えが原因の慢性的な凝りに悩まされていますので、
日本人にこそぴったりのボディメンテナンスだと言えます。
スウェディッシュマッサージの効果は、長い歴史の中で、
科学や医学の発展と共に徐々に明らかになってきました。
疲れや筋肉の凝りを取り除くことはもちろん、
このように免疫力アップやホルモンバランスの調整などの効果も報告されており、
欧米では保険適応もされていることが、何よりの品質保証と言えるでしょう。
そして、精神面においても大きな効果があると言われているのも、もう1つの特徴。
近年の研究によると、スウェディッシュマッサージを行なうことで
副交感神経優位の状態への移行と共に、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンホルモンや
モルヒネの6倍も鎮痛効果があるβエンドルフィン等の分泌促進、リンパ球(NK細胞など)の増加などが確認され、
医学的にも自己免疫機能を活性化させる効果があるということが証明されています。
効果が1ヶ月持続するとも言われているスウェディッシュマッサージを日常習慣に取り入れることで
心と体の健康を保つことが期待できます。
日本人に馴染みのある、いわゆるアロママッサージは、
たっぷりのオイルで肌を滑らせながら行うイメージがあると思います。
これはハワイのロミロミなど、暑い国のオイルマッサージの特徴で、
多めに塗布したオイルが気化することで体温を奪い涼しくしてくれる効果があります。
一方、スウェディッシュマッサージは少なめのオイルで適度な摩擦を与えながら行うのが特徴。
血流を促して体温を上げ自己治癒力を高めてくれるこの手法は、
オーロラで有名なスウェーデンという寒い国で、いかに体を温めるかを追求したマッサージです。
マッサージと聞くと、グリグリと強い力で指圧したりバキバキと骨を鳴らしたり…
というイメージを持つ場合もありますが、
スウェディッシュマッサージには翌日揉み返しに苦しむ心配のあるような施術は一切ありません。
じっくりと時間をかけて筋肉を揉みほぐしますので、心も体も安心してリラックスして頂けます。
4ce brilliantというサロン名には、今日は少し休んで
また明日から輝けるようにという思いを込めています。
東京都江東区にあるプライベートサロンです。
当店ではマッサージスクールも開講しております。
年齢や性別関係なく身につけられる
「セラピストが健康になれるマッサージ」。
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